こんにちは、佐伯です。
9月は3月に次いで優待銘柄が豊富な月ですね。
佐伯は楽天証券に(なけなしの)資金を集めて優待クロスを仕込む日々を過ごしています。
ところで複数の銘柄を狙ってクロスを仕込んでいると、
「あれ?なんでこの銘柄取ろうとしてるんだっけ?」
ということ、起こりませんか?
佐伯はたまにあります。
そういう時は権利付最終日を待たず、気が付いた時に速攻で現渡しをして手仕舞いするというのが
手数料のロスを出来るだけ抑えた対応になるかと思います。
普段はそのようにしているのですが、8月に間違えてクロスした時に違う方法をやってみたので
本日はその手法をご紹介します。
佐伯が間違えてクロスした銘柄はイオン(8267)です。
優待で貰えるオーナーズカードのイオンシネマの割引が魅力でクロスしたのですが、
普段映画を一緒に観に行くポチくんも同じくイオンをクロスしていたため
オーナーズカード2枚もいらないでしょ……となり佐伯のクロスが無駄になったのです。
その時の佐伯の証券口座には
現物株・・・100株(取得価格241,362円)
一般信用売建(14日)・・・100株(取得価格241,350円)
が残っていました。
普段だったらこの現物と売建をぶつけて(現渡し)相殺するのですが、
今回は現物と売建それぞれで反対売買を行い、それぞれで利益を出しながら処分しました。
これが取引の履歴です。
8月の権利付最終日は8月28日だったため、8月29日にフェリシモとかコメダとかの現渡しをしている様子が見えますね。
この29日よりも前の24日に、現物株を現物売りで処分しました。
売却価格が243,800円で取引手数料を差し引いて2,168円の利益が出ていますね。
権利落ち日の8月29日には売建100株が残っていました。
この残った売建は29日に買い埋めという取引で処分しました。
権利落ち日で株価が2,371円まで下がっていたため、3,804円の利益となりました。
合わせて5,972円の利益です。
ただ、ここから売建の配当金調整額が1,700円ほどかかる予定です。
現物と売建、それぞれ利益を出しながら処分する方法はいかがでしたか。
ポイントは
【1】権利付最終日に向けて株価が上がっていくこと
【2】権利落ちで株価が大きく下がること
が見込める銘柄であるか見極めることです。
特に権利落ちでどこまで株価が下がるかは大切で、権利落ちで下落してもクロスした時の株価より高値だったら損が出ますし、
トントンでも売建だと配当金調整額が費用としてかかってきて損が出ます。
今回のイオンは権利付最終日に向けて株価がしっかり上がっていたことと、
マネー誌などでイオンの優待がたくさん取り上げられていて、権利落ちによる下落幅が大きいと予想して
このように処分しました。
ちなみに権利落ちによる株価下落を狙って権利付最終日に追加で100株売建をしていて
そちらは29日の買い埋めで9,904円の利益になっています。
2017年12月に証券口座を開いたばかりの新米投資家です
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